台湾在住時にチベット人男性より譲ってもらった、天地紋天珠です。少なくとも300年以上前に造られ、長年身に着けられてきたアンティーク・ジービーズ（古瑠璃天珠）です。経年による赤、黒朱砂が無数に出ています。朱砂は瑪瑙やその他鉱石、骨、とんぼ玉、瑠璃などによって出方は異なりますが、どれも経年によって表れる場合が多いです。　チベットの歴史を知る上で、希少な一点です。★天珠とは、チベットの古くから伝わる貴重な守り石です。ダライラマ１４世があるインタビューで「この天珠を身に着けていたら、例え飛行機事故に遭っても助かるでしょう」と答えたそうです。 その数年後１９９４年名古屋空港で台湾の中華航空機が着陸失敗で墜落炎上した悲惨な事故が起こりました。奇跡的に助かった２人の生存者の内１人が天珠を身に着けていました。テレビインタビューで「天珠を着けていたお陰で助かった」と答えていた場面が幾度となく放送され一躍天珠に人々の注目が集まったと言います。サイズ・・・約32mm　　　　　　　　　　　　　　　　　　中央チベット　17～18世紀初頭より以前